2015/08/30

トリコは飼い主の元に帰って行きました。

金曜日。
首輪に手紙が…。 内容は、


  • ここに電話してください。 


ドイツ語わからないので、前に獣医に彼女を連れてったおじさんのところに行って事情を説明して、電話してもらった。

電話によると、


  • 飼ってるよ。
  • 急に来なくなって寂しいよ。
  • もし彼女が来たら電話してね。
  • 餌はあげないでね。


ってことだった。
獣医にまで連れて行ったおじさんもずっと電話していた。こっちもすごい心配してたはずだから、とりあえず飼い主の所在がわかって双方安心。

でも、飼おうと思ってた猫を手放すのは辛く、妻はしばらくなきながらワインを飲んでた。

土曜日。
マーク一家が遊びに来る予定なので朝からいろんな準備などをする。
買い出しにも行って、帰りに花束を持って飼い主の家に謝りにいった。英語があまりできあにおじさんだったので双方意思の疎通に苦労したけど、終始平和的に話が進んだ。とりあえず、電話はちょっと無理な時があるからメールでやり取りをしたい旨を伝えた。

マーク家が遊びにきたその時に急にトリコが遊びにきた。
やたらと毛並みが良くなってた。

しばらく遊んだ後また外に出て行ったんだけど、マーク家が帰る頃にまた遊びに来た。

餌が欲しそうだったけど、あげずに撫でたりしてたらすっと家を出て行った。
たぶんこれが一番いい形になったんだと思う。

「餌をくれないなら用はない!」的な態度
でも、いつ来ても可愛い。
連れてどっか遠くに行きたくなる。

2015/08/27

Braava

Braava買ったよ!
床を乾拭き+水拭きしてくれるすごいやつだよ!

全面フローリングの家なので水拭きが必要なのです
クイックスタートを見ながらセットアップ。
GPS Systemっていうのを機能させるために小さいボックスに電池を入れなければならない。日本でいう単2電池が必要だったんだけど、手元に単3しかないので無理やり詰める。

最初に充電しろということなので電源ケーブルで充電。

動かすのが待ち遠しい
夕飯を食べ終わったあと、充電完了してたので、最初は乾拭き。
Roombaを2台使っていたので、また壁にガンガンとぶつかりながら掃除するのではと思っていたんだけど、全く壁にぶつからない。全く音がしない。別の部屋で動かしてると、本当に動いているのかわからなくてちょくちょく見に行く。

動画も撮ってみた。

Braavaの音より生活音の方が大きい。そして何より素晴らしいのが、ベッドの下とかも水拭きしてくれる。

最高だBraava。

2015/08/26

三毛を飼うことにしました

命名:トリコ

家にあげてから、夜も家に寄ってくるようになりました。
そして、深夜の仕事の仮眠でソファーに横になってると、ぴょんとソファーに飛び乗って体をぴったりくっつけて寝る。そんなのされたら籠絡されないわけがない。

俺のカバンがまくらになってる 
うちで一晩過ごした後は、もう猫側は完全に「飼い猫」の態度になった。まだスイスの飼い猫事情も知らないし、もしかしたらどこかの家の猫かもしれない。
ただ、あまりに人懐っこいし、かつやたらめったら元気っていう感じじゃなくてとても落ち着いてる。なのですごい可愛い。視界の中にいないと、どこに行ったかきになる自分がいる。「あれ?猫は?」「ここにいるよ」っていうのが夫婦の会話になりつつあった。

俺の膝には乗ってくれないのに妻には乗る

毛づくろい中に真顔になる
そんな中、妻が首輪を買ってきた。
妻の本気を目の当たりにして、これは本当に飼うんだろうなって思っていたら、 なんとなく首輪をつけてみて、太さを測ったりしたりしてたら首輪したままどっかに行った。

大冒険の始まり
 対して気にしてなかったんだけど、日曜日の昼下がりに急にベルがなった。パジャマ姿だった自分は部屋に残り、妻が対応したんだけど途中から着替えを終えた俺参戦。

すごい大柄な男性が言うには
「あの猫、うちにもくるんだけどこの間心配だったので病院に連れて行った」
「でも、今首輪してるしあなたのうちに入って行ったのをみた」
「なので、病院代を払って欲しい」
ということだった。
この時点でもう飼うことが決定した。病院代は払うのは当然だし、この状態で飼わないっていう選択肢はなくなっていた。超可愛いし。ということで、うちの猫になりました。

貫禄がある
その男性と話してたら、病院の人が言うにはだいたい14歳くらいだそうで、おばあさん猫だということがわかった。あまり歯がないし、動きもゆっくりだったので若くはないと思ってたけど、そんな歳だとは思わなかった。
男性は「前より元気になって太っただろう?」などと話をして、この猫のことを本当に心配してたんだなって思った。

妻のバッグが定位置になった
今困ってることは、寝静まった後に急にベッドに乱入してきてびっくりして起きることです。夫婦共々若干睡眠不足になってる。猫も慣れてないけど人間もまだ慣れていない。

あと、写真が徐々に猫の写真で溢れてきた。

スーツケースのキャスターを直した

TITANのソフトスーツケースをよく使っているんだけど、サイズがでかいのでいつも制限重量いっぱいに入れてしまう。石畳とかもがらがらやってたので、かなり負担になってたんだろう。ゴムの部分がどこかにいってしまった。4つのうち2つは完全に剥がれて、1つは割れていつ壊れてもおかしくない。


左:壊れたもの 右:奇跡的に壊れてない
一つ外して日本に持っていった時に、いろんな店や替えのタイヤなどを試してみたけどいいのがない。東京や実家の青森にまでキャスターを持って歩いて探したけどいいサイズがなかった。

失意のうちにスイス入りして、このスーツケースをどうしようかと思っていたところ、ホームセンターで買い物中に良さそうなキャスターを発見。
六角ボルトで取り外し可能なキャスター。店頭で一度外してみて持って行ったスーツケースのキャスターと比較し、サイズも確認。一つ 5.5CHF。4つ購入。

日本に行って探したのにスイスにあった
もとのキャスターはかしめ止めされているので、ドリルで削ってかしめている部分を削ってタイヤを取り除く。
買ってきたキャスターからボルトとナット、タイヤを外してスーツケースの方に移植。

ジャストフィット
4つ全部交換し、取り外したスーツケースの足の部分をスーツケースに取り付け。
これでスーツケースが復活して、心の引っ掛かりの一つがなくなった。

スーツケースにビスで付け直して完成
スーツケースのキャスターは簡単に交換できるようにするべきだと思うんだけど。いつも壊れるよ。

2015/08/17

近所を散歩

昨日(土曜日)は風邪をひいて丸一日寝てました。
スイスの風邪はなんか胃にくる。胃が痛くて、最初はお腹壊したかな昨日(金曜日)飲みすぎたからなーとか思ってたけど、どんどんどんどん体調が悪くなり、本当は夕方にスイスに出張に来ている同僚の人と食事にでもと思ってたけどそれも無理な感じ。久しぶりに熱が出た。食事会は妻が参加し女子会になりました。楽しそうだったけどベッドから出られなくなるほどの体調。不覚。

で、今日は朝から体調はいい。体がちゃんと動く。昨日ほとんど1日寝てたのでもう寝てるのも飽きた。
朝から家の照明を取り付けたりなどをしてて、ちゃんと体も頭も動くことを確認。よし!外に出るぞ!ということで昼過ぎに妻と散歩。

山の上の方に登って牧場の間の道を歩く。

リハビリにはちょうどいい
子供連れの家族、老夫婦、ジョギングする若者などが思い思いに通る。その中に日本人二人がカメラ持って歩いてる。
この散歩は、近くにあるレストランの下見を兼ねていて、そこを通るようなルートを考えていた。地図を見ながら歩いていると、目の前にちょっと病み上がりには辛い階段が待ち構えていた。
病み上がりにはきつい
登りきったあと、胃がまた痛くなってきた。風邪がまたぶり返してきた。まいった。体もだるいし、あせもかなり出てきた。
失敗したなーっと思いながらレストランを下見。いい感じなので絶対に一度食べに来ようと思いました。

レストランからの眺め 
ここからの帰りは別の道があるみたいなので、そっちを選択。高速道路の脇の歩道を歩く。

妻は健康なのでどんどんと登っていく
雨上がりの気持ちいい林の中を歩いていると、少しずつ風邪も良くなっていくのがわかる。

ヒーリング効果がある
森を抜けると、もう家の真上の方まできてた。
真下に見える牧場の間の道を降りて家に向かう。早く家についてベッドに寝たい。
建設ラッシュでクレーンがいっぱいニョキニョキ生えてる
今日はこっちに来てたかお前らは、ってくらい毎日見ている牛たちもいた。
ヤギも馬もいて、とても和む。今度来るときは完全に体調がいいときに。

牛乳のパッケージになってもいいとおもう
妻はヤギが好きなので「ほら!ヤギだよヤギ!」って伝えたら「ヤギが好きなのはあんたじゃない?」って言ってからのこれです。

道無き道を突き進みヤギの撮影を試みる妻
ヤギが好きなのは妻です。確信。

子馬と母馬もいた。子馬は最初離れたところにいたのだけど、急に母馬のところに走ってきてびっくりした。一匹盛大にこけて後ろからきた馬に踏まれてたけど怪我してなかった。泥の上を全速力で走ったりするから。

その大きさでまだ乳を飲むのか

牛通ります注意
なんとなく決めた散歩ルートだったけど、景色も負荷も調どいい感じで、病み上がりじゃないときにまた散歩しよう。

こんなルート
標高差140m。足がムキムキになるね。

2015/08/14

A cat and my wife

妻をスイスに連れてきた日に急に猫が家の中に我が物顔で入ってきた。
ネコアレルギーなのでこれはかなわんということで急いで外に出したんだけど、外から中をじっと見てる。

長期戦を覚悟した顔
かわいすぎるだろう。反則だ。

ネコアレルギーだけどだいたい動物は大好きなので、ネコを見かけたらとりあえず撫でようとする。そして目を真っ赤にしながらくしゃみが止まらなくなってアレルギーのことを思い出す。そのくらい好き。

しばらくは付かず離れず(物理的に)な距離を保ってたんだけど、餌を与えたりしているうちに妻が陥落。
だいたい毎日来てたのに急に来なくなって数日過ぎた夜、急にさめざめと泣きだしたのでこれはいかんと思いネコへのサービス向上を心に誓う。アレルギーは薬飲めばなんとかなる。

右目が変だんだよね
餌で釣っておびき寄せて、ついに先日体を洗った。そして今まで家に入れないようにしてたんだけど、家に入ってもOKとした。

「もう入ってもいいの」「出入り自由だよ」
不動産屋さんの人に確認して、犬とか以外なら飼ってもいいということなので、どうどうと餌も与えるし、家にも入れることができる。

ミルクは水で薄めろと不動産の人に言われた

アルパカに勝とも劣らないかわいさ
 俺よりも妻の方が気に入っているらしくて、俺が外に出ても妻が外に出てくるのを窓の外で待ってる。
夕飯の支度をしている妻を待つネコ 
仕事がなかなか終わらなくて、よく家で徹夜に近い感じで仕事してたんだけど、朝方に遊びに来るときがあった。6時くらいかな。やたらと早起き。俺は寝るけど。
朝早く来てあくびをする
こっちが寝ようとしているとやたらとサービスしてくるので眠れない。ネコが来たよと妻を起こして、僕は寝る。
セクシーショットだけどこっちはそろそろ寝たい
そんな感じでこのネコを飼ってるんだか飼ってないんだかの状況。一人でいることも多い妻にとってもいい相手。

体を洗ってから俺に対する反応が悪いのも気にしない。気にしていない。大丈夫。

2015/08/09

Seenachtfest Rapperswil-Jona 2015

特に用事のない土曜日だったので、電車で30分程度の場所で開催されるSeenachftfestに参加してきました。Rapperswil っていうところ。直訳すると湖の夜祭。夏の暑い夜を飲んで朝まで騒ごうぜっていう感じのお祭りで、本当に朝の4時までタイムスケジュールが組まれてる。主催者側からのやる気が感じられる。

行こうか、行こうねって妻と話しながらお昼ご飯を食べていたはずなのに、妻は日本のテレビを見出し、私は疲れが出たのか急に寝てしまい、気が付いたら夕方。地元Horgenの駅で祭りのチケット(公共交通機関乗り放題チケット込みの親切設計)を買う予定だったのが、すでに窓口は閉まってしまった。もったいないけど隣町のWädenswilの駅までバスと電車で移動し、窓口で二枚購入。一枚CHF 30.-。

その後電車を乗り継ぎRapperswilに到着。チケットを見せて会場に入場。
17:30位に付いたんだけど、人がいっぱい。とりあえずSchützengartenのビールで乾杯。ここがこのお祭りのスポンサーになってるらしい。夏の暑い夕方に最適のビールだった。あっという間に飲み終わった。

祭り会場を一回りしようと地図を片手に散策していたら、階段で上の方にいけるらしいということがわかり、階段を使いガンガン ズンズン グイグイ 上昇。

ドラクエの砦を彷彿とさせる
なんかいいところに出たのでもういっぱいビールと、食べ物としてフライドポテトとブルスト。ポテトうますぎる。

ポテトが大人気でポテト行列ができてた
食べて飲んでいたら、航空ショウの時間。プロペラ機とヘリコプターが編隊を組んで向かってくる様は圧巻だった。

最初はSuper Puma Display Teamによるヘリコプターの曲芸飛行。初めて見たけどとてもすごかった。あまりに凄くて感想が「すごい」しか出てこない。
自分の目線の高さにヘリコプターが飛んでる
次はSwiss Air Force PC-7 Teamによるプロペラ機の編隊飛行など。
そういえば、これを以前見たことがある。同じくチューリッヒ湖の上を練習か何かで飛んた。その時は距離があって遠かったけど、今回は間近で堪能できた。

木の葉の隙間から編隊飛行
航空ショウも終わり、ちょうど席が空いたので二人で座り、ビールなどを飲みながら次どうしようか考えていたら、向かいに座ってたお姉さんが話しかけてきた。「どっからきたの?」「日本です」「日本大好き!」みたいな会話。いろいろ話をしてて、花火が打ち上がる方向を聞いたら「ここにいた方がいい」と教わり、席を死守する方向に。
案の定、回りは人だらけになってきた。

なかなか沈まない太陽
ビールが回ってきたのか、トイレに行きたくなったりした。あと、英語が辛くなってきた。妻の英語が上達してるのを感じで少し感動などもしたりした。
豚肉の焼いたのが感動するほど上手くて、なんでこんなに柔らかいのか、など妻と言い合っていた。BBQ最高だ。妻は豚肉に醤油を感じたらしいけど、それはないと否定しておいた。
やっと暗くなってきた
屋台の電気も消えて、急にテンションが上がる。周りの立ってる人たちの圧力も上がる。座ってる場所は絶対に渡さない心持ちで花火を待つ。

湖畔の街と花火見物の船の光
花火が始まったら、すごい近い場所から打ち上げてるみたいで音がすごかった。
なかなか長いし、立派だった。

近い
近すぎて全体が入らない
花火が終わって一息ついたあと、向かいのカップルにさようならを言いつつ帰る。結構いい時間。

チューリッヒ湖に唯一掛かる橋 Seedamm
いろいろ見ながら駅に向かっていたら、どうもここからが若者の時間らしくて、若い兄ちゃん姉ちゃんだらけになってきた。イケイケな雰囲気が漂ってきたので、若い頃からそういう雰囲気が得意ではない私はそさくさと退散します。
古城の側で場違いな色使いな照明
ライブ会場は大盛り上がり
チケットには深夜の電車賃も含まれているので、そのまま電車に乗りHorgenまで移動。家に着く様速攻おやすみなさい。
飲みすぎた