ypsilon blog: Alberobello と Matera #3

3日目

アルベロベッロからタクシーでマテーラの街へ移動します。位置的には、イタリアのブーツのヒールの根元から土踏まずあたりに移動。

タクシー最高に楽

なぜタクシーかというと、都市部と田舎は電車のつながりがいいんだけど、田舎と田舎は全くダメで、移動に半日ってのがザラだから。

朝早起きして、朝食食べて、宿をチェックアウト。すぐにタクシーが迎えに来る予定なんだけど、妻が帽子をレストランで紛失したらしく、新しい帽子を買いに出かけた。一人で待ってる形になったんだけど、急に話しかけられてびっくりした。あ、あなたが運転手だったんですか。

適当な会話をしつつ（すごい苦手）妻と帽子を待つ。

さようならアルベロベッロ

新しい帽子とともに、レストランがたまたま空いていて無くした帽子も見つかり、頭が一つしかないのに帽子が二つもある状態になりながら、一路マテーラへ。途中見晴らしのいい場所に連れてってくれて写真撮れると聞いていた。

聞いていたんだけど、急に街中について次の宿の人が待っていてくれた。
？？？
あれ？なんか連れてってくれるはずでは？
？？？
って話したら思い出してくれて、めちゃくちゃ謝られた。別にこっちは車に乗ってるだけなので大丈夫です。

ということで、マテーラの街を一望できる場所へ。ちょっと広くて画像が小さいサイズだとよくわからないね。

マテーラの街とタクシーのおっちゃん

タクシーのおっちゃんは悪いと思ったのか、展望台の麓にある露天美術館てきなところに連れて行ってくれた。なんか、友達がやってるところだからタダで入れてくれると言われた。ラッキー。

採掘場跡を使った鉄と石のオブジェがゴロゴロと転がってた。
なんだここは。

採石場跡のアートたち

なんなんだここは。

「あなた達が最初にここに来た日本人だ」って言われた

なんか変にテンションが上がる。切り立った崖。錆びた鉄のオブジェ。青い空。
さっき待たせた宿の人に悪いから早めに宿に行きたかったから早足で見て回ったけど、なんか、口の中がしょっぱくなる感じのアートだった。

宿の人はまた迎えに来てくれて、荷物を持って宿まで案内してくれた。
パーキングから宿までの道のりはドラクエのダンジョンみたいですごい興奮するが、暑さがやばいので相殺される。死にそう。水飲みたい。塩を入れた水が飲みたい。

無事チェックインも終わり、部屋も涼しい。
オススメのレストランの場所などを聞いたりしながら、地図をもらって街を散策。お昼食べるために立ち寄った店がTripAdviserでひどい点数だった。でも味は普通だった。さすがに点数低くて焦ったか、接客は悪くなかった。良くもなかったけど。

名物の芋虫みたいなパスタ

腹ごなしをし、スーパーで水を2L買い込み、地図に書いてある代表的なルートを通って街を回ってみる。パスタの塩気が濃かったので水だけで喉の渇きが潤せるので良かった。

教会はいつも大きい

教会の脇を抜けて谷を下りながら町の一番低い場所の道を通って街をぐるっと回り、もう一度街に戻ってくるルート。なにここすごい。街全体を使って鬼ごっことかかくれんぼとかしたい。街全体がアスレチックみたいな感じだった。

しかし、歩いているとどんどんと水が消費されていく。
気温も暑いが日光も強い。そして風がない。所々にある
蛇口で水を飲んだり頭から水をかぶったりして、なんとか一周した。

日中は本当に活動するの無理

ゴール地点はちょっとした広場だったんだけど、広場にジェラート屋さんがあった。渡りに船、炎天下にジェラート。
かなり美味しかった。レモンのジェラート。強いて言えば塩をかけて食べたい。

広場から、日陰を通りながら宿屋に帰り休憩。夏の南イタリアは日中活動できない。活動するのは夕方から夜にかけてだ。今回の旅でわかったことの一つです。

夕飯は宿の人が教えてくれた場所その1。トラディショナルな料理が食べられるとのこと。
早速行って（宿の人が予約してくれた）食べ尽くす。

オリーブとかつまみながらワインを飲んでたら、こんなのが出てきた。というか、周りの席の人が同じの食べてて薄々わかってたけど見ないようにしていた。