2015/09/26

Homemade Ramen project has finally been completed

フィリップスのヌードルメーカーを使ったスイスで自家製ラーメンプロジェクトがついに。

妻がスーパーで棚いっぱいに陳列された圧倒的な小麦粉の壁の前で呆然となりながら、それでもドイツ語やイタリア語、フランス語を解読しつつ手に入れたラーメンに使えそうな小麦粉を、太さや配合などを変えながら、やっと、今日、我が家の自家製麺を使ったラーメンが完成した。

どこをどう見てもラーメン
麺を打つにはタンパク質が少なかったり、小麦粉じゃなくてそば粉だったり、かん水と塩の量が足りてなかったり、 そもそもはかりがなくてきちんと重さを測ることができなかったり。
そんなこんなで迂用曲折悲喜交々ありながら、徐々に成功に近づいて行っているのが作りたびに実感はしていた。ただ、短い。すすれない。すすってこそラーメンだと思っているのでここは譲れない。譲りたくない。

なぜ短いのか。製麺中や茹でている途中で麺がきれるから。なぜ切れるのか。打ち粉の量が多いのか少ないのか。みんな俺が悪いのか。ララバイララバイ。
打ち粉も打ち過ぎると麺の水分を吸い取ってしまって切れやすくなるし、茹でる時に打ち粉がぐちゃぐちゃになって麺同士が一体化してしまったり。打ち粉ひとつとってもこれだけ苦労するとは。ギザギザハートだ。

しかし、その苦労も報われる時が来たのだ!立て国民よ!我々は切れてない、すすれる麺を手に入れたのだ!ラーメンをすする時が来たのだ!

文章が変になってるけどそれだけテンションが上がってるし写真も手ぶれする
ふう。

使った小麦かこちら。
Undinkel-Mehi
基本ドイツ語、フランス語、イタリア語で商品名が書かれてる
Undinkelという小麦粉で、スイスでしか栽培されていない古代穀物と呼ばれている種類で、スペルト小麦とも呼ばれているみたいです。
アレルギーも発症しにくいみたいなので、イネ科アレルギーがあって、パンとかを食べたあとちょっと汗かいたりすると蕁麻疹が出たりする僕にとっては救世主的存在かもしれない。

プロテインが多い
分量:
粉250g、かん水3g、塩3g、水90g。ヌードルメーカーで8分コースで、1.6mの太さ。打ち粉は手につけて麺をなでる程度。
作ったあと少し縮れさせて冷蔵庫に一晩。茹で時間は3分。

スープは妻がいつも作って僕はよくわからないです。あとで妻もブログかなんかで発表すると思います。

美味しかった。また食べたい。

Operahaus Zürich - Openhause


っていうらしい、チューリッヒにあるオペラハウスのSaison-Eröffnungsfest 2015にいってきました。
9/12の土曜日。



大盛況なオペラハウス
特定の出し物は整理券が必要で、上の写真に写ってるBとか書いてあるテントの前に並んでチケットをもらう。
チケットが必要ないものは、出入り自由。
とりあえずパンフレット(全部ドイツ語)をもらって軽く説明を聞いた後、二人で作戦会議をするために近くのカフェへ。妻は何かを食べてたけど、あまり食べたい感じではないのでプロセッコをいっぱいもらう。
この日は久しぶりに暑く、本当に夏の最後って感じだったので泡がよい感じだった。

超いい天気
まず、オペラハウスの中の、待合室的なところでやってる室内楽を見に行こう!っていうので内部へ潜入。妻が係員の人に何やら話しかけてたら、なんかチケットが必要なイベントに特別に入れてもらえることになってびっくり。

オペラハウス初潜入。

練習風景
本当に終わりかけだったらしく、すぐに終わった。その後、お目当ての室内楽がすぐそばでやっていたのでそちらへ移動。
満員で立ち見になったけどよかった。ただ、ちょっと暑かった。

オペラハウスの待合室での吹奏楽
たっぷり管楽器を堪能した後は、モーツァルトのオペラ「劇場支配人」のリハーサル風景を。
全編ドイツ語で、このオペラもよくわかない状態で見たけど、普通に笑えた。もう一回見たい。

歌詞をパネルで表す斬新なオペラ
オペラハウスの中は、なんか、ヨーロッパの上流階級!って感じでとてもよかった。

「上流階級」
遅めの昼ごはんを食べた後、そういえば舞台開放してたよねー行ってみようかーとか思って行ってみたら、閉まってた。あープログラムに書いてあるんだろうけどドイツ語で分かんなかったー。

扉の近くにいた係員の人に閉まってる?って聞いたら、「5分だけいいよ!」と、夜の本番に向けて準備が始まっている舞台を客席から見ることができた。なんて親切!

すっかりここのファンになる。

次の公演に向けて準備中の舞台
5分だけ!って言われると3分で出てきてしまう心臓の持ち主(あと、周りが一生懸命働いてるのにぼーっと見てるのも落ち着かない)ので、パパッとみてパパッと写真を撮ってパパッと退出。
入れてくれた人にお礼を言いながら、次はハープと弦と管の三重奏。

個々の部屋にワインとかをグラスで売ってくれるところがあったので、泡を二人で飲みながら聴く。

フルート、バイオリン、ハープ三重奏
最初は古典を演奏していた彼女らなんだけど、急に現代音楽を演奏しだして、自分的にはとても楽しい時間だっただけどさすがにとがりすぎな気がした。拍手も少しずつ弱くなってたし。

本当は、夜にやるオペラの本番もフリーで見れるのだけれど、整理券の列が半端ないのと、さすがにずっと音楽聞いていると疲れてくるのでここで切り上げ。

とても楽しかった。また来年も行きたいし、普通の日にお金を出してオペラを見に行きたい。安い席でいいから。

2015/09/24

Google Photos is awesome!


知らない間にパノラマ写真ができている

今、Google Photosに Google Photos Backupを使って過去の写真をすべてUploadしているんだけど、自分が取ったと思えない、とても良い写真が自動的に作られてる。

色の加工もそうだし、旅行の写真をストーリー仕立てで表示したり、連射した写真から動画を作成したり。

家にある全ての写真をアップロードし終わって、全ての処理が終わったようなので色々と紹介してみる。

コラージュ

複数の写真を3~6枚くらいをタイル状に配置してくれる。関係ある感じのものを中心に。顔が出ているものを優先的に選んでいる感じ。

顔が出るんで自分しか写ってるのがこれしかなかった

HDR

複数の露出を変えた写真を合成してアホみたいなダイナミックレンジを再現する処理。 High-dynamic-range imaging.
だいたいけばけばしくなったりする。使い方によっては落ち着いた感じになる。

大都会新小岩もHDRでみると別の国のよう

パノラマ

今のカメラにはだいたい付いている機能だけど、これは本当に適当に撮ってもつじつまを合わせてくれる。パノラマとして撮ったわけじゃない写真もパノラマ化してくれて、一番びっくりした。

つなぎ目がわかる

アニメーション

複数の連写した写真をアニメーションgifに変換してくれる優れもの。

連写じゃない写真もアニメーション化してくれる

フィルム

動画と静止画に適当な音楽を入れて編集までしてくれる。



コレクション

旅行などに行った時の写真を地図移動も含めていい感じにまとめてくれる。
そもそも場所情報がない写真からどうやって位置を把握しているのかがわからない。今はAndroidで自動的に移動した場所を記憶してるから、写真を撮った時間とリンクさせて表示させるのはわかる。写真にもGPSの情報がないのに、場所が特定されるのがすごいよ。



エフェクト

適当な写真を適当なエフェクトをつけてくれる。
ヤギ

だいたいこんな感じでGoogleが色々やってくれる。
こういうの全自動で作ってくれて、「こんなの作ったんだけどどう?気に入ったなら保存してね」っていうの、とても便利な気がする。こんなの、手でやってたらとてつもなく時間かかるしね。

フィルムをスキャンした画像は、撮影日時とされる時間がスキャンが終わった時間になってしまうので、ちゃんと時間を設定してUpしないとデジカメとフィルムで別の日に同じ場所に行った感じになってしまう。これは、スキャンした時に作成時日だとかの情報を編集してからUploadする感じにしないとダメから。

2015/09/04

Nudelhersteller!

ヌードルメーカーが我が家にやってきた!
やっと!!

妻が日本にいる間(私はスイスにいた)に購入し、何度か使用したあと船便で一ヶ月半くらい前にスイスへ送ったのが、今日到着した。
待ちに待ったヌードルメーカー。もうパスタを茹でる時にベーキングパウダー入れてエセラーメンを作らなくてもいい!これはこれで美味しいのだけどね。

というわけで、ヌードルメーカー in Swiss。

100Vしか使えないのが玉に瑕
説明書やネットで使い方を調べながら、材料などを揃えていく。

お前の餌ではないので待ってても何も出ない

まず小麦粉500g。1kgの小麦をのだいたい半分という大まかな軽量をした。まだ量りがなくて重さを測ることができない。

妻曰く、多分強力粉

粉をバサーっと投入
電源を入れたら中のかくはん機が稼働しだした。
蓋をして隙間から水に塩、かんすいを溶かしたものを流し込んでいく。

ダマにならないように少しずつ

時間が経つにつれてこなが徐々と固まっていくのがわかる。
動画でも撮影してみた。最後の麺が押し出される部分は必見。見てて若干気持ち悪かったけど、飽きない。8分ほどこねたあと、自動で麺が出てくる。



出てきた麺を適当なところで切り、打ち粉をして形を整えていく。

麺っぽい
これを2分茹でたら完成。
出来栄えとしては、微妙に水が多かったらしく少し腰がない感じだった。もちもちしてる感じで、ラーメンの食感的には少し物足りなかった。
でも、味はラーメンだし、ラーメンが大好きだし、あっという間に食べ終わったし、とっても美味しかった。

おいしゅうございました

パスタも作れるし蕎麦も打てるらしいので、麺類の時代の到来をひしひしと実感している。

2015/09/02

海外でも日本のテレビを見たい!

タモリ倶楽部と笑点を見たい。
妻はもっといろいろ見たいらしくて、スイスに引っ越しする際に是非観れるようにして欲しいと頼まれた。

いろいろ調べたら、wavecastなるものを発見。
どうもPCにB-CASカードリーダーとチューナーをつけたものらしく、暗号化が解けた状態でMP4ファイルとしてHDDに保存される。それをGoogle DriveにUploadしてそこから再生できるっていうのが売りらしいのだけど、あっという間にGoogle Driveがいっぱいになった。

正式にスイスに部屋を借りてインターネットも開通したので、手元にあるもので極力楽に録画した番組を再生する方法を模索し、やっとテレビのリモコン操作のみで日本の番組が再生できるシステムができた。
最初は、Google Driveから再生したものをMacからAppleTVへ出力するのを考えていたけど、Macが必要だしなんかしっくりこなかった。

システム構成

  1. インターネットはSwisscomのInternet-Box plusを使う。これのUSBに外付けHDDをつなぐとMedia Serverとして使用できる。
  2. 日本においているwavecastのPCとスイスの自宅のネットワークをVPNでつなぐ。Linux ServerにSoftEther serverをインストールし、wavecastから繋いでいる。
  3. wavecastからスイスのInternet-Box plusのHDDにアクセスができることを確認。
  4. タスクスケジューラーで1日に一度、録画した動画ファイルをInternet-BoxのHDDにコピーするように設定 (robocopyを使用して追加ファイルのみコピーさせる)
  5. テレビは日本に帰る方から格安で譲ってもらったPanasonic。VIERA TOOLSからMedia ServerのメニューでMedia Serverにアクセスが可能
簡単に言えば、Media Serverの機能を持ってるデバイス(Windows PCでも可)に、VPNでついないだ日本のwavecastからファイルをコピーするだけ。

これで1日遅れだけれど日本で録画した番組が自動でスイスのHDDに溜まっていき、そこにPCからでもTVからでもアクセスができて再生ができる。土曜日の朝からタモリ倶楽部が見れるし、月曜日に笑点を見れる。

自分でB-CASカードリーダーとチューナーをPCに取り付けて、TvTestを指定した時間に録画するようなシステムを作ればwavecastいらないんだけど、手間を考えたらいい選択肢だと思う。時間があれば改良したいところだけど、今のとことはこのまま行こうかと思う。

問題点

日本とスイスの間のネットワークがとっても遅いのでコピーに何時間もかかるので録ってすぐは見ることはできない。
TVのメディアサーバのクライアント機能が貧弱でよく再生できなくなる。
たまに録画ファイルが壊れてて再生するとリップシンクがずれてて気持ち悪くなる。

結論

笑点とタモリ倶楽部は海外で見ても面白い。