2018/12/23

コーヒーについてのいろいろ

NelsonCoffeeRoaster Advent Calendar 2018の23日の記事です


自分のことについて

はい、ということではじめましてのことははじめまして。知っている方はこんにちは。ymd@mstdn.jp のJujaです。めっちゃ久しぶりにブログ更新します。
コーヒー豆屋さんのアドベントカレンダーということで、コーヒーのことについて書きたいと思ってますが、美味しいコーヒーが飲めたら特にこだわりもないというスタンスなので、深いこともかけません。なのでただただ自分とコーヒーのことについて書いていきたいと思います。完全にコーヒーの消費者視点です。美味しいコーヒーが飲めればいいのです。それでこその人生です。
うちのことりこ(三毛、メス、2歳 )はコーヒーに全く興味ありません

ベネチアのカフェ・フローリアン


まず最初に美味しいコーヒーについて覚えてる一番古い記憶としては、新婚旅行で行ったイタリア旅行中で飲んだコーヒーです。特にベネチアのカフェ・フローリアンで飲んだコーヒーがとても美味しかったのを覚えています。
フローリアンがどのようなところかどうかはここに書かないのでWikipediaで見てください。イタリアはとにかく食べ物も飲み物も美味しかった。ローマで迎えた新年でタクシーが酔っ払った民衆に囲まれたときはビビったけど。

妻が酔っ払って叫んだサンマルコ広場
新婚旅行から帰ってきたらもうインスタントコーヒーに戻れない体になりました。そこで私達はあるものを買いました。

パナソニックのミル付きコーヒーメーカー


パナソニック 沸騰浄水コーヒーメーカー 全自動タイプ
それはズボラでも美味しいコーヒーが飲める素晴らしいものでした。今はなんか値上がりしてるけど、一昔前はいい感じの値段でコスパ最高のものでした。
毎朝妻が電源を入れてミルがコーヒー豆を砕く「ガガガガガガガガガ」ってう音で起きる。そんな毎日を送っていました。コーヒー豆はカルディとかで買った適当に美味しい豆。まだその頃は「インスタントコーヒーより美味しければいい」という志向でした。
たま~に小さい結婚式の引出物でもらったマキネッタでエスプレッソを入れたりしていたけど、めんどくさいのであまり使用回数は多くありませんでした。

フランスのコーヒー


ヨーロッパの2回目の旅行はフランスでした。
妻がプランを考えて、そのプランを現地で実行するのが俺、という分担。なので妻は電車で寝ます。いくら「ここは外国だ!」って行っても寝ます。俺も寝たい。

ということでフランスではワインもたくさん飲みました(シャブリとか行くとすごい楽しいからワイン好きなら行くといいよ)が、コーヒーはそれこそ毎食飲みます。だいたいどこも美味しい。少なくとも美味しくないコーヒーに出くわさない。

個人的に酸味に敏感で、カレーが焦げた味は酸味と感じる人間です。なのでそんなに酸味は得意じゃない。でも大体どこも美味しい。

パリの止まった安宿の近くの食堂で出されたコーヒーも美味しい
さっき毎食って書いたから1日3杯飲むと思ったろ?甘い。コーヒーについてくるチョコみたいに甘い。
旅行は歩きますね?疲れますね?「そこのカフェで休んで次どこ行くか決めない?」ということになりますね?なるんです。そこらの外のテーブルに座ってコーヒーを注文して地図を広げて次はどこに行こうか?っていうのをやるんです。それが楽しい。

そんな感じ色んな国に行きましたが、各国の言語で「ビール2つ!」「コーヒー2つ!」「ワイン一本グラス2個!」はマスターしました。

そんななか、リーマンショックにより一時的に仕事を失います(個人事業主だったので失うっていうのは違う気がするけどまあいいや)
そのときに知り合いのつてを頼って就職したのが今の会社です。日本人の知り合いに「義理の兄がやってる会社で人を探している」ということで行ってみたんです。

オフィスのJura コーヒーマシン


そこのオフィスに行ったら出てきたのは外人。社長も外人。社員も外人。
えー聞いてないーって思ってたら台所スペースに案内され、そこで見たのがJuraのエスプレッソマシン。ナチュラルローソンとかでベンダーマシンとして店頭にあるやつと同じ型。コーヒーまじ美味しい…なにこれ飲み放題?え?冷蔵庫にビールもあるの?これもただで飲み放題?…明日らかよろしくおねがいします!!!がんばります!!!!

左にあるやつ。写真これしか見つけられなかった

ちなみにJuraはユラと読みます。スイスの会社です。

日本でしばらく仕事したあと、ヨーロッパでの案件も増えて人員が足りない。ということでスイスに駐在する事になりましたとさ。

スイス移住とコーヒー


ということでスイスに来ました。労働許可書もとって晴れてスイスで働く日本人になりました。
で、コーヒーはスイスではどうか。
まず、スイスの水道水は超硬水です。水道からコントレックスが出てきます。毎日シャワーを浴びると肌がめっちゃゴワゴワになります。そういう状態なのでコーヒー味も変わります。そしてこれがまた美味しい。
お茶や味噌汁は美味しくないけどコーヒーは美味しかった。硬水のほうが美味しいのかな?よくわかんないけど。

スイスではDelizioのコーヒーメーカーを使ってました。
カプセルタイプのコーヒーメーカーで、なかなか美味しい。もちろんオフィスではJuraのコーヒーメーカー。オフィスのは3ヶ月位に一度掃除をしなければならなかった。硬水なので中が真っ白になる…そういえばお風呂掃除も空いて気がついたまま乾燥させると白くなってたな…

出す量を間違えると表面張力を学ぶことができる
家以外でもコーヒーを飲みました。
駅の立ちのみ、知らない街でカフェでの休憩、レストランで食事したあとの食後のエスプレッソ。どこもだいたい美味しい。いろんな食べ物屋さんで言えることなんだけど、回転率が高いお店はものが悪くならないのでコーヒーみたいな保存がきくものの味が美味しいと思っている。回転率が悪いと食べ物が酸化して変な味がしてくる。

好きだったチューリッヒ中央駅のカフェ

マキネッタ


ところで、皆さんはスイスに行ったことがありますか?お昼ご飯を外で食べると日本円で¥2500かかる世界です。物価がべらぼうです。そのおかげで平均賃金も高く、治安も世界有数なのです。が、やっぱり物価が高い。そうすると日本人妻はどうするか?近隣のEUまででかけて日用品を買い漁るようになります。うちの妻も月イチくらいで友達と電車でドイツまで行ってスーツケースいっぱいに洗剤だのを詰めて帰ってきます。行商のおばちゃんか。
そんななか、ドイツでやすかったと行ってマキネッタを買ってきてくれました。これは妙に嬉しかった。
結構大きいマキネッタ
このマキネッタも成長します。マキネッタはワシが育てた。
洗剤で洗わずに水洗いを繰り返すことでコーヒーの油でコーティングされてて金属臭さが全くなくなります。アルミが溶けて体に悪いとかいう話はあるけど気にしない。

帰国、そしてスイス旅行でJura


はい、2017年の1月に日本の帰ってきました。引っ越し辛かった。超辛かった。思い出すだけでお腹痛くなりそう。
スイスで買ったコーヒーマシンはカップが日本に売っていなくてなくなく安く人に譲り、飛行機内で日本の映画(そのときはシン・ゴジラとかこの世界の片隅にとか見た)を貪り見ながら帰国。
そしてすぐさまGWにスイスに旅行に行きました。帰国のチケットを片道より往復で取ったほうがやすかったので、その復路のチケットと格安航空券で帰国のチケットでとても安く行って帰ってこれた。賢い旅行計画。

スイス旅行中はお世話になった人のとこにお邪魔してBBQしたり過ごします。完全に旅人として来たスイスはとても楽しかった。そして、とある知り合いの方のおたくにお邪魔したところ、家の近くにJuraの工場見学できる場所があるというので行ってきました。
チューリッヒ中央駅からIR17でベルン方面に向かう電車に乗って、Oltenってところで乗り換え、Oberbuchsitenで降りて少し歩けば付きます。

Zurich HBから1時間で行けるコーヒーの楽園

壁にコーヒー豆
まー楽しい。コーヒーの歴史だったりコーヒーマシンの歴史だったりがおしゃれに学べる。素敵空間でした。ぜひ皆さんスイスに行ったとこにはここに来てみてください。そしてJuraのコーヒーマシンが欲しくなる病気にかかってください。

ということで旅行も終わり日本の日常へ。
日本で美味しいコーヒーが飲みたい…。パナソニックのミル付きコーヒーメーカーはだんだん調子悪くなってる…。それでもだましだまし使ってました。インスタントコーヒーより全然美味しいし。そんななか、妻の”Juraのコーヒーマシンが欲しくなる病”が発症しました。
「Juraのコーヒーマシンが実質X万で買える!!!!」
「実質とは」
「ポイントがN倍!!!!」
「…実質とは」
買いました。

自宅Jura

見紛う事なきJura
Juraは本当に美味しいし便利。コーヒー豆と水をセットしてボタンを押すだけでエスプレッソが出てくる。豆の量も二段階で調節でき、抽出量も大中小設定できる。豆の挽きも調整できる。ペーパーフィルターをセットしなくていい。コーヒーを出し終わったあとに忘れてそのままにしてペーパーフィルターに溜まった豆がカビてエライコッチャになることもない。

何が言いたいかというと、最高だということ。

シンプルで飽きが来ないデザイン、それがJura
自分で挽いてマキネッタやらフレンチプレスで飲むコーヒーも美味しいしたまに飲むよ?飲むけど、平日朝の忙しい時のそんなことやってたら遅刻しちゃうじゃん。あと、だんだんめんどくさくなってやらなくなるんです。めんどくさくないのって大事。
心に余裕があるときはこれでゴリゴリやったりするよ

一緒についてきたミルクフォーマーを使えば自宅でカフェラテなんかも作れちゃう!!スタバ行かなくていい!!
おうちスタバ

実際にそとでコーヒーを飲む機会がだいぶ減りました。コーヒーなら家で美味しいの飲めるし、紅茶飲もうってなる(紅茶も大概沼なのは知ってます一時期ハマってました)。

そんななか、マストドンで「Jura買った!!」ってはしゃいでいたら一人の男に目をつけられました…


そう、NCRです。
はまっていく過程は割愛しますが、最初に頼んだお試しセットから、ミケランジェロ深煎りを2kgを定期購入してました。キロ単位で購入するよね?

そんななか「生豆1.2キロ焙煎 タンザニアAA+」を買いました。
NCR「タンザニアAA+おすすめ」
俺「買います。イタリアンローストで」
NCR「焙煎はじめました」
俺「注文しました」
NCR「おまけ入れておきました」 
おまけは、そう。ロブスタ
アラビカコーヒーは酸味が強すぎるという人もいるが、一般的にはロブスタコーヒーよりもアラビカコーヒーのほうが口当たりがよく高級品と考えられ、ロブスタコーヒーは低品質なブレンドコーヒーの量増しのために混ぜられたり、インスタントコーヒーの原料に用いられる。しかしコーヒーにより深い「コク」と「パンチ」をブレンドするため香りの強いロブスタコーヒーが好まれることもあり、品質の良いロブスタコーヒーの豆はイタリアエスプレッソのクレマ(イタリア語:crema)と言われる泡に苦みを与えるために用いられる。ただしアラビカ種のようにストレートで飲まれることは稀である。ロブスタコーヒーはアラビカコーヒーの約2倍のカフェインを含有する。(Wikipediaより引用)

うちの通常量のコーヒー豆

きれいなクレマ。我慢できずに一口飲んでから写真撮っちゃった。
もうね、飲んだ瞬間イタリアの駅の中のエスプレッソバーにいたよね。砂糖入れて飲んだあとの底に溜まった砂糖もスプーンですくって食べたよね。完全にイタリア人だったよね。

はい、完全に外でコーヒー飲まなくていいー。完全におうちコーヒーサイコー。

本当に美味しい食べ物とか飲み物飲むと「美味しい」しか言えなくなってしまう性分なので、特に言えることがありません。困りました。

つまり、何が言いたいかというと

みなさん、豆を買いましょう

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