2015/09/02

海外でも日本のテレビを見たい!

タモリ倶楽部と笑点を見たい。
妻はもっといろいろ見たいらしくて、スイスに引っ越しする際に是非観れるようにして欲しいと頼まれた。

いろいろ調べたら、wavecastなるものを発見。
どうもPCにB-CASカードリーダーとチューナーをつけたものらしく、暗号化が解けた状態でMP4ファイルとしてHDDに保存される。それをGoogle DriveにUploadしてそこから再生できるっていうのが売りらしいのだけど、あっという間にGoogle Driveがいっぱいになった。

正式にスイスに部屋を借りてインターネットも開通したので、手元にあるもので極力楽に録画した番組を再生する方法を模索し、やっとテレビのリモコン操作のみで日本の番組が再生できるシステムができた。
最初は、Google Driveから再生したものをMacからAppleTVへ出力するのを考えていたけど、Macが必要だしなんかしっくりこなかった。

システム構成

  1. インターネットはSwisscomのInternet-Box plusを使う。これのUSBに外付けHDDをつなぐとMedia Serverとして使用できる。
  2. 日本においているwavecastのPCとスイスの自宅のネットワークをVPNでつなぐ。Linux ServerにSoftEther serverをインストールし、wavecastから繋いでいる。
  3. wavecastからスイスのInternet-Box plusのHDDにアクセスができることを確認。
  4. タスクスケジューラーで1日に一度、録画した動画ファイルをInternet-BoxのHDDにコピーするように設定 (robocopyを使用して追加ファイルのみコピーさせる)
  5. テレビは日本に帰る方から格安で譲ってもらったPanasonic。VIERA TOOLSからMedia ServerのメニューでMedia Serverにアクセスが可能
簡単に言えば、Media Serverの機能を持ってるデバイス(Windows PCでも可)に、VPNでついないだ日本のwavecastからファイルをコピーするだけ。

これで1日遅れだけれど日本で録画した番組が自動でスイスのHDDに溜まっていき、そこにPCからでもTVからでもアクセスができて再生ができる。土曜日の朝からタモリ倶楽部が見れるし、月曜日に笑点を見れる。

自分でB-CASカードリーダーとチューナーをPCに取り付けて、TvTestを指定した時間に録画するようなシステムを作ればwavecastいらないんだけど、手間を考えたらいい選択肢だと思う。時間があれば改良したいところだけど、今のとことはこのまま行こうかと思う。

問題点

日本とスイスの間のネットワークがとっても遅いのでコピーに何時間もかかるので録ってすぐは見ることはできない。
TVのメディアサーバのクライアント機能が貧弱でよく再生できなくなる。
たまに録画ファイルが壊れてて再生するとリップシンクがずれてて気持ち悪くなる。

結論

笑点とタモリ倶楽部は海外で見ても面白い。

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