2008/10/21

フランス旅行記 五日目

五日目:モンマルトン観光 TGVでエクスアンプロバンスへ移動
移動経路(google map)
ホテル =徒歩=> モンマルトル =メトロ=> リヨン駅 =TGV=> エクスアンプロバンス


二日目に買ったTGVのチケットでエクスアンプロバンスへ移動する日。
最終日にパリに宿泊する予定なので、それまでしばしパリを離れる。

モンマルトルのホテルに滞在しているのにまったく付近を観光してなかったので、
朝の散歩がてらモンマルトル観光へ。


朝のホテルからの眺め
朝食をとって荷造りをし、チェックアウト。
荷物をホテルに預けて、目的地へと徒歩で向かう。

シャンソンで有名なAu Lapin Agileが途中にあった。

Au Lapin Agile
そのすぐ近くにはシトロエン DSが停まってた。
フランスにはよく動いてるなって思うほど古い車が結構走ってた。

シトロエン DS
そしてパリ市内に葡萄畑。ル・クロ・ド・モンマルトル。
昔はここは葡萄畑が多く集まっていたらしく、その名残り。
ここで作られるワインは年間1000本程度で、なかなか手に入らないらしい。

ル・クロ・ド・モンマルトル

ぶどう

地図を見て色々目星をつけたところへ向かうのだけど、お腹一杯だし坂と階段ばっかだし、すぐ疲れる。

丘なので坂と階段が多い

目標の一つだった「エリック・サティが住んでいた家」
サティで一番好きな曲は、犬のためのぶよぶよとした前奏曲です。
作品リストを見てるだけでおもしろい。

エリックサティの住んでいた家

エリックさティノすんでいた家全景

他にもベルリオーズの住んでた家とかもあった。
ちなみに近くに墓地があって、そこに二人の妻と一緒に長い眠りについているらしい。
墓地には時間がなくていけなかったけど。

そして歩くこと数分。目的のサクレ・クール寺院に到着。
これはすごい。

サクレ・クール寺院
歴史のある建物ってわけじゃないけど、たっている場所とか佇まいとか、なんかよい
サクレ・クール寺院を背にすると、視界一面にパリの街並みが広がる。
パリを一望
寺院の中ではちょうどミサをやってたので、少しだけお邪魔させていただいた。

その後、テルトル広場へ。
ここは絵を描く人には有名なところらしい。このときは朝早かったのでみな準備中。

テルトル広場
テルトル広場をぬけて、壁抜け男。


壁抜け男
次はゴッホが住んでいた家。

ゴッホが住んでいた家
TGVの時間が近づいてきたので、ホテルにより荷物をうけとり地下鉄でリヨン駅へ。

今回滞在したホテル
Lamarck-Caulaincourt -12号線 -> Concorde -1号線 -> Gare de Lyon
駅についてチケットに書いてある乗る電車が見当たらない。
インフォメーションで聞いてみたら、「これ、パリ発じゃなくてリヨン発です。」
えーまじでー。
そういえば、チケット買ったときに "Lyon to Aix-en-Provence" って買ってたしなー。
かなり焦りながら、チケット売り場へ向かう。
「これ、間違って買っちゃったんだけど…変えられますか?」「いいですよ。今すぐ出るエクスアンプロバンス行きのTGVは…1等しかないけどいいですか?」「お願いします」
会話は流暢に書いているけど、実際はあせってるのも手伝ってしどろもどろ。なきそうになりながら買ってた。

期せずしてTGVの一等に乗ることに。なんとかチケットも交換して差額を払い、乗車。

TGV
Gare de Lyon(paris) -TGV -> Aix-en-Provence TGV
数時間車内でだらだらしながら、エクスアンプロバンスTGV駅に到着。

エクスアンプロバンス TGV駅に到着
ここから市内までけっこう離れているので、シャトルバスに乗り込む。
市内に着いたときに、バスの窓のところに乗せていたGPS Trackerを忘れたことに気が付き泣きそうになる。
半ばあきらめつつ止まっているバスをチェックしたら、あったあった。
ちょうどバスに近寄ってきた運転手のお姉さんに「忘れ物したんだけど…」とバスを開けてもらう。
無事GPSを取り戻す。運転手:「何を忘れたの?」おれ:「GPSです」
ここでも泣きそうになりながら英語で会話。

バス乗り場からしばらく歩いて、ホテルに到着。チェックインして荷物を置いて、街を散策する。
しかし暑い。パリの気温と全然違う。まいった。

犬もぐったり
汗をかきながら歩く。もう足が棒のよう。

パリとはまた違った街並み
だんだんだるくなってきた。足が重い。
かなりつらくなってきたので、カフェで休む。

休んでたカフェ
休んでいても全然疲れが取れない。でもここにずっといるのもつまらない。ということで、歩かずに観光できる「プチトラン」という遊園地にあるような汽車の形の乗り物で街を一周した。
カメラを車体にくくりつけて、5秒インターバルで撮ってみた。エクスアンプロバンスの自分Google Street view。
あまりにつらいので夕飯食べずにホテルに戻って休む。
熱が出てきたし、疲れが出たんだろう。いろいろあったし
妻は平気らしくて買い物に出かけた。

明日ここを離れるのは少しもったいない気がする。
機会があればまたここに来ようと思った。

六日目に続く。

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